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サンデー毎日:植草元教授の記事、毎日新聞社の勝訴確定毎日新聞 2009年6月23日 19時40分


最近読んだ本(途中でやめたけど)。万が一僕に子供ができたら、子供本人がどうしてもやりたいと言わない限り僕もスポーツはやらせたくないと考えているのでタイトルにつられて買ったのですが、失敗。簡単に言うとこの著者は「最近のスポーツは日本人らしさと精神主義がなくなった」と言いたいらしい。WBCで横浜の村田が脚を痛めたのは髪をモヒカンにしてたるんでたからだとか、今の選手は筋トレやサプリメントに頼り過ぎだとか、言ってることがいちいち事実誤認、というよりスポーツライター歴20年というのが本当だとしたらデタラメと言ってもいい。村田選手が痛めた大腿の裏のハムストリングスという筋肉は、ほんのわずかな環境やタイミングの変化でいつ痛めるかわからない部分で、選手は突然のけいれんなどにもよく悩まされる。先日の陸上日本選手権でも、スプリントの福島千里選手がハムストリングスかどうかはわからないけど脚のどこかを痛めて決勝を棄権している。団体競技や武道とちがって陸上選手は一人一人非常に知的というか理科系脳でトップレベルの選手ほど自己管理がしっかりしている。それでも本番での突然のアクシデントになやまされる。オリンピックでも走っている途中脚がぶっこわれてその場で泣き崩れる選手がいるでしょ。たるんでたどころか気合いが入って責任感感じて緊張がピークに達してかえって故障してしまった可能性だってあるんです。競泳の萩原智子選手がスタート直前に過呼吸で倒れたとかあったでしょ。「筋トレやサプリメントに頼って」るんじゃなくて必要だからやっている。必要ないと判断すればやらない。ゴルフの石川親子をベタほめしているが、その石川選手も筋トレをとりいれていることを知らないのでしょうか。「競技の結果としてついた筋肉と、競技以外でつけた筋肉の違いにもあまり言及されない(P44ページ)」・・・・・て、30年前の人かあんたは!ご本人いわく20年スポーツ取材をしているとはとても信じがたい。でも20年ホントに取材をまともにやってんなら知らないはずないと思うわけですよ。誰だって。でも知らない読者はそんなことわからないから書かれていることをそのまま信じてしまう。だいたい松坂やイチローだって同じような頭してなかったっけ?谷亮子選手は「柔良く剛を制す」の精神を忘れたとか、勝つことが重要ではないとか、日本人らしさだの教育だの、しょせんはやらせる側や見ている側の勝手な思い込みの押しつけでしかない。勝ちたいんですよ誰だって。あまりにも今のスホーツ選手にバカにしてると思いますよ。元阪神の川藤曰く「昔は自分の仕事が終わった選手は試合の途中でさっさと帰ったもんじゃ」元西鉄の豊田曰く「生意気な稲尾をこらしめるためにわざとエラーしてやった」・・・こんな連中に比べりゃ今の選手の方がよっぽど礼儀正しくて立派だと思いますよ。
大学時代、空手部で"国際ジャーナリスト"落合信彦がはやって文庫本を回し読みしてたことがあって「やっぱ男は行動だ!」などとカタッテたもんですが、その落合氏が'93年頃に出した
「日本の正体」
の中に、浜田幸一氏の
「日本をダメにした九人の政治家」
をとりあげて「9人のうちに自分を加えるべきだった」と書いてるんですが、僕はたまたま浜コーさんのその本を読んでたんです。ところが
「日本をダメにした九人の政治家」
の前書きのところで「9人のうちの一人目は何をかくそうこの私だ」と、はっきり書いてあるんです。それ以外には8人しか出てこない。つまり落合氏は浜コーさんの本を読んでないんです。また落合氏は著作の中でよく野球の話を持ち出して「アメリカのベースボールはすべて直球勝負でバントや敬遠のような卑怯なマネは絶対しない」みたいなことをよく書いてましたが、野茂選手が大リーグに行って向こうの試合が日本でも見られるようになったおかげで落合氏のベースボール話が全部ウソだったこともバレた。以前テレビは平気でウソをつくと書いたけど(
憂国ニュース33,
サロンパス)、ライターやジャーナリストと呼ばれる方々の中にもこういうのがいて、しかもベストセラー作家だったりするわけですよ。しかし浜コーさんの本を事前に読んでなければ僕もウソに気づかなかった。勘違いとか取材不足と、「確信的なウソ」とは大違いですから。
ちなみに僕が子供にスポーツをあまりやらせたくない理由は・・・・体に悪いから。
posted by cudans at 13:16| 東京

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