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2007年02月05日

SFミステリーマンガ「銃弾」「脱獄」・・・by 清水一狼

僕は大学受験の時代々木ゼミナールという予備校に通っていたのですが、当時前田和貞先生という物理の名物講師がいらっしゃって、その先生の授業を受けるようになって以来理論物理学に関心をもつようになりました。大学でも専攻科目(建築)にはほとんど関心がなく、相対性理論や量子力学の本を図書館で読んでいました。チンプンカンプンだけど。チンプンカンプンだけどおもしろいので今でも時々読んでます。超ひも理論とか・・・・・知らないか。
で、この「銃弾」と言う作品ですが、1992年の秋頃、学習研究社の月刊コミックニューマンと言う雑誌の編集者から「12ページ空きが出るので描かないか」という話がありました。石ノ森章太郎さんが12ページの連載をやっていたのですが体調を崩されて描けなくなったと言う事だそうで「ただし石ノ森先生が復帰したらナシになるから。原稿料はでるけど」と言う条件でした。そこで僕は何をしたかというと、石ノ森さんの似顔絵を描いて段ボールにはりつけ、それを壁につるしてなんと毎日エアーガンでぶち抜いてました! 精一杯の呪いをBB弾にこめて絵がぐちゃぐちゃになるまで撃ち込んだものです。とにかくタダでもいいから印刷してくれという思いだったからね、あの当時は。印刷されるためなら何だってしますよ! エアーガンもわざわざそのために新しいのを買いにいきましたから。
その呪いが通じたかどうかは知りませんが、めでたく印刷され掲載されました。まあまあ評判もよかったらしく続いて「脱獄」も描きましてシリーズ化しようかと言う雰囲気も出てきましたが、その後すぐ雑誌自体が消えてしまいました。天罰でしょうか・・・・・。石ノ森さんはその5年後お亡くなりになりました。天国の石ノ森さん。お許しください。
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2007年02月02日

おすすめ本のご紹介・・・by 清水一狼

反戦軍事学
反戦軍事学

[タイトル] 反戦軍事学
[著者] 林 信吾
[種類] 新書
[発売日] 2006-12
[出版社] 朝日新聞社
最近読んだ本なんですが、おもしろかったので紹介します。現在の安倍総理はもちろん、石原都知事・森政権以降のいわゆる"右"な政治家や評論家・漫画家・新しい歴史教科書がどうとか言う人たちの主張がいかにおかしなものであるかということを説明した本はいくらでもあるのですが、どうもどれもインパクトに欠けるというか、堅苦しくてあまり面白くないのが多いです。しかしこの「反戦軍事学」は彼ら"右"の人々のメンタリティーを軍事学という面からユーモアも交えて崩しているところがミソです。言ってることは多少社会や政治・軍事に興味がある人にはわりと当たり前のことだったりするのですが、多くの人にはその当たり前の知識さえないから、論理より支離滅裂な感情論に訴える"ウヨク"の方たちの勇ましい雄叫びに老若男女問わず簡単にだまされてしまいます。そうなると世界中にメーワクがかかりますから社会や政治問題を考えるための基本的な知識をぜひ多くの人に身につけてほしいと思います。もちろん僕もまだまだ勉強不足ですが。ここで「朝日の本じゃねーか!」と思ったあなた。そういうあなたこそ読みなさい。
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2007年01月29日

高校野球マンガ「スリーバント」・・・by 清水一狼

この作品が僕の"商業誌"における初の印刷された作品となったわけですが、東京に来てちょうど一年後の春のことでした。1992年の正月に、講談社のモーニング編集部に直接持ち込んだのですが、「全然ダメですよこんなんじゃ。ご苦労様」などと言われ返されたのですが「いや、賞に応募したいからあずかってくれ」「そうですか?ダメだと思いますけど」となかば強引においてったものです。ところが二週間後「入選しました」という電話がかかってきたのですが、かけてきた人がなんとその同じ編集者。「いやー、この間はあんな事言ってましたけど、実は僕もいいなとは思ってたんですよ」て、おい、ぜんぜんダメとかはっきり言ってたじゃねーか。その上このお人が「担当編集者」ってやつになってしまいましたからね。適当なもんですよ。マンガ雑誌の編集部なんて。ていうか、辞退しろよ。予想通りそいつとはなにかにつけてまあ話が噛み合ない噛み合ない。しょせん編集者というのは有名大学出のサラリーマンですからね。最近はどうか知らないけど当時は典型的なバブル社員ってやつです。少年ジャンプ以来ただでさえ編集者という人種に対して不信感持ってんのに、ますますトラウマになってしまったのでした。
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2007年01月24日

無人島つづき・・・・by 清水一狼

しかしこの「無人島」、いくら16年前とはいえ、セリフまわしがきてますねー。「ムム」とか「うわっ」とか「ギャーッ」「や・・・ら・・・れ・・た・・・・」とか、スゴいです。絵柄もどうみても20年はずれてる・・・・まあそこは承知の上だったんですけどね。当時はGペンを使ってたんですがこういう絵ならGペンでも描けるんです。というかこういう絵にしかGペンだとならないし、こういう絵をGペンで描くのが楽しかったんです。その後"今ふう"の絵に矯正しようと、ペン軸をいろいろ変えたり太さや長さを変えたり重りをつけてみたりと奮闘しました。紙も何種類も試してみましたが、結局結論はGペンを捨てることでした。今はPIGMA GRAPHICというミリペン(0.05ミリから1.0ミリまで)というのを使ってます。紙は90gの上質紙です。新宿池袋の世界堂に時々出没してます。
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新作短編「無人島」・・・・by 清水一狼

「デリーシャス」以来およそ3年ぶりの新作短編です。タイトルは「無人島」。新作と言ってもこの作品は1990年の5月ごろ、つまりもう16年も前に書いた作品なんですが、今はやりのアメリカのTVドラマ「LOST」にネタが似てるということで思い出し、思い切って出しちゃいました。
この作品をかいた当時は京都大学4年生でしたが、ゴールデンウイークを利用して東京に来てこの作品を恐れ多くも週間少年ジャンプにもちこんだのでした!(600万部の時代でしたよ) ところがその編集者がいたくこの作品を気に入ったらしく(ように僕には見えた)、以後通信費や電話代などは全部向こう持ちでやりとりが続き、そのうち「上京してきたら車田正実先生のアシスタント紹介するよ」という展開になりました。が・・・・その後の展開はスタッフのページに書いてある通りです・・・・・・。とにかくこの作品はその後の僕の人生にとってきっかけとなる一作です。B4サイズの原稿をB5に縮小コピーしたものしか残ってなかったからちょっとみにくいかも。
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全面リニューアル!・・・by 清水一狼

ようやくサイトの全面リニューアルが完成しました。トップページだけのリニューアルは、歴代トップページでご覧になれる通りわりと頻繁にやってきましたが、全面デザイン変更はおそらく3年ぶりくらいだろうと思います。今回から全コンテンツ同じデザインで統一し、使い勝手がかなり向上したと自負しています。「筋曜日の肉たちへ」も同じデザインで統一しました。漫画アンケート投票も新しい形式にしたので遠慮なくどんどん投稿してください。
<2007/1/13>
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あけましておめでとうございます・・・by 清水一狼

昨年の11月で、アトリエキュダンもいよいよ7年目に突入しました。ここまでやってこれたのは、熱心に見てくださった多くの読者の皆さんのおかげです。本当にありがとう!!!昨年は夏頃から諸事情があり、作品作りが思うようにすすまなかったのですが最近ようやく落ち着いたので、遅れた分をなんとか取り返したいと思います。パピヨンは早ければ春、Kのささやきは夏頃には完結予定なので、2007年はアトリエキュダンのターンニングイヤーとなりそうです。完結後の予定は・・・・・・・未定です。が、新作も構想中ではあります。はたしてアトリエキュダンの運命は・・・!?というわけで今年もよろしく!!
<2007/1/2>
posted by cudans at 02:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 一狼プチコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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